ひつじの日記

出産内祝いで失敗したので”正解”を調べた話

出産内祝いの正解ってなに?

娘が生まれてもうすぐ1か月。
お宮参りの準備とあわせて、出産内祝いを用意しました。

私は大体、カタログギフト+お菓子+写真はがきで統一したのですが、
義両親の親戚分だけカタログギフトを付けずに用意してしまったんです(半返しは守れたのですが)。

すると義両親から、

「カタログギフトが入っていないのはあり得ない」
との厳しい声が。

「出産内祝いにカタログギフトがないのは失礼」だと叱られてしまいました。

正直そこまで?と思いつつ、改めて調べてみると、地域や世代によって考え方が大きく違うことがわかりました。

この記事では、私の体験をもとに

  • 出産内祝いの基本マナー
  • 相場と贈る時期
  • 心のこもった贈り方のポイント
  • 地域・宗派での違い
    をまとめています。

結論:相手方の慣習を確認するのがいちばん確実!

「いやいや、なんの解決になってませんよ!」
と思われるでしょうが、これが一番の正解です。

こうした贈答品は、地域や宗派の風習が強く影響するため、
自分が正しいと思っていても、相手の地域では「失礼」と見なされてしまうことがあります。

ですので、基本と応用を分けて考えることが重要なようです。


出産内祝いの基本知識とよくある誤解

ひつじ

まずは基本的な考え方から確認してみるよ

主なポイント

  • 出産内祝いは「お祝いをもらったお礼」であり、「おすそ分け」ではない
  • 金額は「いただいた金額の1/3〜1/2」が目安
  • 贈る時期は「産後1週間後〜1か月頃まで」が一般的

お祝い金額の相場

贈る相手お祝い金額の目安
親・祖父母10,000〜50,000円
兄弟姉妹10,000〜30,000円
親戚5,000〜10,000円
友人・知人3,000〜10,000円

出典:くまはら内科クリニック「出産祝いのマナー」

目安に迷ったら、少し多めにしておく方が安心です。
いただいた金額の半分程度を意識すれば問題ありません。


ひつじ

金額の基本はわかった。品物はなにを選んだらいいの?

なにを贈ったらいいの?

調べたところ、定番は以下の通りでした。
単品または組み合わせで「相場金額」に近づけるのが一般的です。

🎁 出産祝いで人気のプレゼントランキング

  • おむつ・スタイ・ガーゼ類などの実用品
  • 名入れタオル・バスローブ・ブランケット
  • ベビー服・ロンパース(少し大きめサイズが◎)
  • ママ向けリラックスギフト(入浴剤・ハンドクリームなど)
  • カタログギフト・ギフト券

🍰 出産内祝いで人気のギフトランキング

  • 焼き菓子・クッキー・バウムクーヘンなどのスイーツ
  • 紅茶・コーヒー・ジュースの詰め合わせ
  • 高品質タオルやハンカチセット
  • 調味料・食用油・出汁セットなどの食品ギフト
  • カタログギフト(内祝い専用タイプ)

※本記事は2025年時点の一般的なトレンドをもとに構成しています。


ひつじ

わかった!これを基本に用意すればいいんだな!

私が実際に贈ったもの

楽天市場で注文しました。
どの商品も、

  • のし・命名カード設定
  • メッセージカード(無料)
  • 紙袋の同封可
    と細かく指定できて便利でした。
お祝いの金額内容備考
約10万円カタログギフト+チョコレートセット約3万円相当
約15,000円高級チョコ&コーヒー詰め合わせ※カタログなしで注意された!
約10,000円カタログギフト+バームクーヘン定番で安心

ただし注意点も。
私が分からなかっただけかもしれませんが、直接郵送と自宅受取(手渡し用)を同時注文できず、2回に分けて注文することになりました。


注意:相手の地域や考え方で“正解”が変わる

お祝いは気持ち。とはいえ、地域や世代によって「常識」が違うのが現実です。

よくある誤解・トラブル例

  • 写真付きカードは嬉しい反面、「処分に困る」と感じる人も
  • ベビー服などはサイズ・デザインの好みが合わない場合がある
  • カタログギフトや商品券を「気持ちがこもっていない」と捉える地域もある
  • オンライン完結のソーシャルギフトは、年配層には不評

がわかります。

地域・宗派の違い例

  • 関東:実用的なものを好む傾向
  • 関西:内祝い=「慶びのおすそ分け」という考えが残るので、「お返し」と認識されないことがある
  • 仏教系(浄土真宗):のしを使わず水引のみで包む
  • 神道:奉書紙包みを選ぶこともある

「うちではこうしてる」は正解でも、
「あちらでは非常識」となるケースがあることを十分に考慮しなくてはいけません。


まとめ

  • 出産内祝いの基本は「いただいた金額の1/3〜1/2」
  • 内容は菓子・タオル・カタログギフトが定番
  • 地域や宗派によって“正解”が異なるため、相手に一言確認するのがベスト

形式よりも、感謝の気持ちをどう伝えるかが本質です。
相手の立場を思いやることが、いちばんの“正解”だと私は考えます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの役に立ったらいいな。

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