本から学ぶ知恵ノート

辛いことが多い人に勧めたい本の話”メンタル脳”


しんどいこと、多くない?

最近、「理由は分からないけどメンタルが落ちやすい」「SNSを見ると疲れる」
そんな声をよく聞きます。

でもこれ、あなたの心が弱いんじゃなくて
“脳が現代に追いついていないだけ” なんです。

スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんの『メンタル脳』を読んで、
「そうか、これがしんどさの正体か…」とすごく腑に落ちたので、
ひつじ目線でわかりやすくまとめました。

“気持ちの弱さ”じゃなくて、脳のクセなんです。だから責めなくてOK。


現代人が抱えるメンタルの不調と原因

便利なはずの現代なのに、むしろメンタル不調は増えています。

  • ずっとスマホ
  • SNSで比較地獄
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • なんとなく孤独

これらが積み重なると、脳が疲れ切ってしまうんですよね。

便利なのに疲れる理由、ちょっと分かってきた気がします…。


ハンセンさんの結論:「脳が古いままだからしんどい」

本の中で一番印象的だったのは、
「脳は現代生活に対応していない」 という話。

SNSもスマホも、脳にとっては
「え、急にそんな世界になったの?」という状態。

現代の環境が脳の想定を完全に超えているから、
不安や落ち込みが出ても不思議じゃない…というわけです。


脳はまだサバンナ時代の設定

脳が想定している世界は、狩猟採集の時代。

  • 情報は少ない
  • 危険は分かりやすい
  • 夜は暗い
  • 体はよく動かす

現代の「情報だらけ・光だらけ・運動不足」は脳からすると異常レベル。


不安や恐怖は“生き延びるための装備”

脳が最優先しているのは「生き延びること」。

だから不安や恐怖が出るのは正常で、
むしろ生存本能としてセットされてるんです。

不安は“危険から逃がす装置”だから存在するんですよ。


孤独がつらいのは本能

昔の人間にとって、
“群れから外れる=死”。

だから今でも

  • ひとりが不安
  • SNSで比べて落ち込む
  • 噂が気になる
  • 周囲の目が気になる

こういう反応は本能の名残です。


ストレスが長く続くと脳が折れる

短いストレスはOK。
ただ、長く続くストレスは脳が耐えられません。

脳が「このままじゃ危険!」と判断すると、
無理やり気分を下げて休ませようとします。
これが“うつ”の正体だ、という説明が分かりやすかったです。


メンタルを安定させる5つのコツ

本では「脳の特性に合わせた生き方」が紹介されています。
どれもシンプルだけど本質的。


とりあえず運動

ハンセンさんの本で毎回出てくる “最強の薬”。
不安・落ち込み・パニック・PTSDにも効果があるという研究結果。

週4回、30〜60分の有酸素運動が理想。

やっぱり運動か…でも一番効きそうですね。


信頼できる人を大事にする

75年の追跡調査で
「幸福の土台は良い人間関係」と結論づけられています。

大勢より、深く話せる数人がいれば十分。


7時間以上寝る

睡眠は脳のメンテナンス時間。
ここが少ないとメンタルは確実に崩れやすくなります。

日本人の睡眠は世界最下位クラスなので、意識して増やしたいところ。


SNSを控える

SNSは、他人の“良い部分”だけを見る装置。
比較で自信をなくしてしまいがち。

メンタルが弱ってる時は
1日1時間以内 が安全ライン。


没頭できることを見つける

人は「フロー状態」に入ると幸せを感じやすい。

  • 文章を書く
  • イラスト
  • 音楽
  • ものづくり

なんでも良いので、時間を忘れるほど没頭できるものを持つと強いです。


この本、気になった方へ

いかがでしたでしょうか。
現代人のメンタル疲れの正体、少し掴めたのではないでしょうか。
本記事はほんの触りとなりますので、興味を持たれた方はご自身で本を手に取ってみてください。きっとあなたの役に立ちます。

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まとめ

不安や落ち込みは「あなたが弱いから」ではなく、
脳が現代のスピードに追いついていないだけ。

運動・睡眠・人間関係。
この3つを整えるだけで、脳はちゃんと働いてくれます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの役に立ったらいいな。

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