銀行口座を厳選してお金の流れをシンプルにする話
銀行口座はいくつ必要か?
今回は、銀行口座を厳選してお金の流れをシンプルにするための話をまとめてみました。
銀行口座はいくつ持っていますか?
地元の銀行、会社の指定口座、ポイントがもらえると開設した銀行・・・
複数の銀行口座を持っている人が多いように思います。
それらの銀行口座、”全部必要”ですか?
銀行口座に求める役割は「お金を預ける」「お金を引き出す」この二つの機能があれば十分なはずなのに、たくさんの銀行は必要なのでしょうか?
銀行口座が少ない方がいい理由
銀行口座を複数持つことは、メリットよりもデメリットの方が多いです。
口座の数に注目することはあまりありませんが、以下のような要素が挙げられます。
- 自分の資金状況が把握しづらくなるリスク
- お金があることを忘れて、休眠口座となってしまうリスク
- キャッシュカードや通帳の管理負担のリスク
- 相続時に家族が困るリスク
複数の口座にお金が分散している場合、結局いくら手元に持っているか把握できておらず、重要なお金の意思決定に間違いが生じる可能性があります。
口座を整理していたら、〇〇銀行に△△円入ってたラッキー!みたいなことをたまに聞きますが、お金の管理が出来ていたらそんなことは起こり得ません。
お金が発掘されても、キャッシュカードや通帳を紛失してしまって引き出すのに手間がかかることも起こり得るでしょう。
最後はあてはまる方は少ないですが、相続の際に、遺族が口座を改めるのは非常に骨が折れる作業になるでしょう。
やはり必要な分だけ、シンプルに口座を所有するほうが望ましいのは間違いありません。
銀行口座を2つの基準で、2つの口座で十分
銀行口座を複数持つリスクは整理できましたので、肝心の口座についてです。
私は、銀行口座は”2つあれば十分”と結論付けました。
- メインの生活費口座
- 貯金用、事業用などの別用途口座
スマホでATMが使えること
ご存じない方も多いですが、近年ではスマホアプリでキャッシュカード不要で、コンビニからお金を下ろせる銀行が存在します。
銀行口座をいくら使い分けても、「お金を預ける・引き出す」役割は大差ありません。
大きな差が無い以上、利便性のある機能で銀行を選ぶのが効率的です。
- キャッシュカードを持ち歩く必要がない
- スマホだけで現金を引き出せる
- コンビニATMで完結する(大体24時間OK)
私の財布には、メインのクレジットカードとマイナンバーカード(マイナ運転免許証)の2枚、保険としてお札数枚しか入っていません。
ちなみに、スマホでお金を下ろせるなんてセキュリティ的に心配と思われるかもしれませんが、キャッシュカードよりもセキュリティは強固です。
キャッシュカードの場合は、「キャッシュカード」「銀行の暗証番号」の二つの要素が手に入ればお金を奪うことが出来ます。
スマホATMの場合は、「スマホ本体」「スマホのパスワード」「銀行アプリを開くためのセキュリティコード」「銀行の暗証番号」と、最低でも4つの要素が手に入らないとお金を引き出すことが出来ません。
証券口座と連携できること
現在の日本で、NISA制度はお金を貯めるにあたって絶対に無視できない要素です。
正直、やらない理由を探す方が難しいです。
NISAをやられている方であればご存じでしょうが、NISAを利用するためには”証券口座”が必要で、”証券口座”にお金を入金しないといけません。
最近のほとんどのサービスは埋込型金融と呼ばれ、同じグループ会社内で利益の相乗効果を呼び込めるようになっています。
楽天カードを使うなら、楽天銀行に利息優遇がつくとか。docomoスマホを使うならdカードがいいとかそういうやつです。
銀行口座はお金の入口、証券口座はお金の置き場所。
この2つは切り離してしまうと利便性が著しく落ちるので、セットで考えるべき要素です。
スマホATM×証券口座の条件を満たすおすすめ4つの銀行
ここまで条件を絞ると、選択肢は自然と限られます。
地銀など誰にでも勧められないローカル銀行などは除き、4つの銀行に絞ることが出来ました。
メイン口座とサブ口座、どちらかはこの銀行であることがお金が貯まる仕組みとして外せないと私は結論付けました。
dNEOBANK 住信SBIネット銀行
おすすめの人:docomoスマホを使っている人、特にこだわりがなく、無難に選びたい人
私のおすすめナンバーワンです。
誰にでも勧められる汎用性と、本筋ではありませんがポイントが貯めやすいのが魅力です。
少々マニアックですが、デビットカードでID決済を使えるのが個人的には魅力で、クレジットカードを持っていない家族のSuicaチャージに役立ちます。
- スマホATM対応
- SBI証券と自動連携
- ことら送金による少額送金サービス
- 2025年10月1日、NTTドコモグループ参画
NISAを行うにあたり、この場では割愛しますがSBI証券が非常に取り扱いが広く、使いやすい証券口座です。
楽天銀行
相性のいい証券口座:楽天証券
おすすめの人:楽天カードなどの楽天経済圏のサービスを使っている人
バンバンCMをやってて知らない人はいないでしょう。楽天経済圏はポイントがゴリゴリ貯まるので、選択肢としては文句なしです。
強いて粗を挙げると、メルマガが少々多いのでそこの管理はしておきたいのが気になります。
- スマホATM対応(2025年12月9日から対応)
- 楽天証券と連携
- 楽天ポイントがガンガン貯まる
楽天市場・楽天カードが生活に組み込まれているなら、証券口座やスマホATM機能を置いておいてもメリットが大きいので無理して解約まではしなくていいでしょう。
auじぶん銀行
相性のいい証券口座:三菱UFJ eスマート証券(※2025年2月1日より変更、旧auカブコム証券)
おすすめの人:au/UQ mobileを使っている人、安心感を重視したい人
三菱UFJグループという安心感があり、「ネット銀行は少し不安」という方でも受け入れやすい印象があり、派手さはありませんが、堅実で無難な選択肢です。
auとの連携で生き残りをかけてきていますので、auスマホとの親和性が高いです。
スマホATMや証券連携といった最低限ほしい機能はしっかり押さえつつ、余計な主張が少ないのが特徴です。
ネット銀行が不安な方は、メイン:UFJ銀行・サブ:auじぶん銀行という組み合わせなら不安を消せるかもしれません。
- スマホATM対応
- auカブコム証券と自動連携
- au PAYとの相性が良い
- メガバンク系の安定感
投資や銀行サービスをガツガツ使い倒すというより、
「普通に使えて、困らない」ことを重視する人には向いています。
PayPay銀行
相性のいい証券口座:PayPay証券
おすすめの人:PayPay決済をよく使う人、ソフトバンクを使っている人
PayPay銀行は、かなり割り切った設計です。
PayPay残高との連携がスムーズなので、「銀行→証券→投資」という流れのハードルが低く、これからNISAを始めたい人の入口としては十分です。
- スマホATM対応
- PayPay証券と連携
- PayPayアプリとの相性が良い
- シンプルなUI
一方で、投資商品の選択肢はやや少なめです。
銀行としては正直別に問題ないと思いますが、NISAのことを考えると私はこの中では一番優先度が低く感じています。
長期的に本格運用したくなった場合は、他行に乗り換える選択肢も普通にアリだと思います。
まとめ
すべての人にとっての正解の銀行は存在しません。
改めて伺いますが、あなたはなぜ今の銀行を使っていますか?
理由が自分でもわからない場合は、無自覚な不便や損する仕組みを使っているかもしれません。
・迷ったら → 住信SBIネット銀行
・楽天中心の生活 → 楽天銀行
・安心感重視 → auじぶん銀行
・paypay特化 → PayPay銀行
どれを選んでも、大きく失敗することはありません。
補足:銀行口座が1つだと困る場合もある
もちろん例外はあります。
・会社指定の給与口座がある
・住宅ローンの引き落とし口座が決まっている
・事業用・副業用で分ける必要がある
こうしたケースでは、メイン口座・サブ口座以外の口座を持つ必要があることもあるでしょうし、最適解は人それぞれです。
当サイトでは物事をシンプルにして、あなたにとって最適な仕組み化することを提唱していますので、必ず前述の銀行を使うべき!なんてことはありません。
基準はシンプルに”必要な銀行口座のみを持つ”
「なぜこの口座を持っているのか、説明できるか?」
もし説明できない口座があるのであれば、銀行口座の断捨離をしてみることをお勧めします。