損するコーヒーの飲み方。“飲む順番と時間”を操り生産性を高めるまとめ
コーヒー好きによる、コーヒー最適化習慣
私はコーヒーが大好きです。
「好きだからこそ、飲み方を間違えて生産性を落としたくない」という気持ちの方が強い。
本サイトは“習慣と仕組みづくり”をテーマにしています。
その視点からすると、コーヒーも「好きだから飲むもの」ではなく
“正しく設計された習慣”に落とし込むべきなのでは?と気づき、本記事作成に至りました。
・睡眠と生産性を最優先にしつつ、私のコーヒー欲を満たす
という前提で、科学的根拠にもとづいた「最適コーヒー習慣」を構築しました。
コーヒー好きの自己満足の記事ですが、
「習慣化 × パフォーマンス最適化」という方向性では十分に応用できるはずですので、エンタメ気分でお読みください。
コーヒーを“習慣”として扱うべき理由
コーヒーは飲む時間によって
・集中力の立ち上がり
・午後のパフォーマンス
・夜の睡眠
が大きく変わる飲み物です。
つまり、飲み方自体が「スキル」が試されるといっても過言ではありません。
そしてスキルは、
「正しい条件を決め、毎日再現できる仕組み」
に落とし込むと強くなります。
本記事のゴールは、コーヒーと“うまく付き合う習慣”にすることです。
コーヒー(カフェイン)のメリット
まず前提条件として、コーヒーはおいしいです(個人の感想)
おいしいのは当たり前なのでいったん置いておくとして、コーヒーがなぜ生産性向上に役立つか?を改めます。
コーヒーのメリットは多くの研究で確認されており、下記の効能により生産性向上に大きく貢献します。
カフェイン(コーヒー)は、
「集中力」「記憶力」「運動能力」「老化対策」「健康投資」
すべてを底上げする、非常に強力な“習慣化ツール”と言えます。
認知機能の向上
カフェインには”アデノシン受容体”を阻害する働きがあります。
アデノシンとは、睡眠を誘発したり、活動を抑制したりする働きを持つ神経伝達物質です。
・眠気信号のアデノシンをブロック
・集中力・反応速度・注意力が向上
※米国神経科学会のレビューを参照
ワーキングメモリの向上
ワーキングメモリとは、短期的に情報を保持し処理する力を指し、作業記憶を持つ脳機能です。
・カフェイン+アルギニンで作業記憶が大幅に向上したと報告されています。
・学習後にカフェインを摂ると、記憶の保持が向上した研究があります
※日本食品科学工学会誌を参照
肉体的パフォーマンスの向上
・筋力出力が最大約14%向上
・瞬発力・ジャンプ力の改善
上記のように、運動能力についても一時的なパフォーマンスの上昇が期待される研究結果があります。
※スポーツ医学系のメタ分析より
抗酸化作用:老化対策としてのコーヒー
コーヒーは、「抗酸化物質の宝庫」です。
主要成分である クロロゲン酸(ポリフェノールの一種) は、
身体の“サビ”の原因になる活性酸素を抑える働きがあります。
コーヒーは「カフェインでシャキッとする飲み物」というだけでなく、
日々の老化対策や健康維持にも寄与する習慣でもあります。
生活習慣病リスクの低下
コーヒーは複数の大規模データで、
・2型糖尿病の発症リスク低下
・肝疾患(肝硬変・脂肪肝)リスク低下
・心血管疾患リスクの減少
・死亡率の低下(※3〜4杯/日の研究が多い)
が報告されています。
コーヒーは、「パフォーマンス向上」だけでなく
「健康面の投資」としても十分に機能する飲み物です。
カフェインのデメリット
いいところばかり紹介していては不公平なので、デメリットについても触れておきます。
ただし本記事では、”嗜好品と生産性UPの習慣にフォーカスした記事ですので、“生産性ダウンに直結するもの”だけに絞って紹介します。
逆に言えば、これらを回避すればコーヒーは有益な習慣ツールとして機能します。
デメリット自体は他にもありますが、
注目しておきたいのは以下の7つであり、この記事ではここにフォーカスしています。
睡眠の質を大きく落とす
・就寝6時間前のカフェイン摂取で、総睡眠時間が41分減少
・3時間前だと63分減少
という研究結果があります。睡眠は6~7時間推奨されるところですが、
6時間睡眠を確保したからギリギリセーフと思っていたら、寝る前の3時間前コーヒーで実質5時間睡眠状態なのかもしれません。
深い睡眠(徐波睡眠)を削りますので、脳の疲労回復時間が削られるため、翌日の集中力に悪影響を及ぼします。
耐性
毎日多量に摂ると、同じ量でも効きにくくなり、
効果のために量を増やす → さらに効かなくなる、という悪循環が起こり得ます。
これらはすべて“飲む時間と量を誤った時”に発生します。
胃腸への刺激
カフェインは胃酸の分泌を促すため、
・空腹時に飲む
・濃いコーヒーを一気に飲む
といった状況だと、
胃のムカつき・胸焼け・重さ が生じやすくなります。
「胃腸刺激 → 自律神経の乱れ → 集中力の低下」
という流れが生まれますので、“空腹&濃いめ”の組み合わせは避けるのが望ましいです。
利尿作用と脱水リスク
コーヒーにはカフェイン由来の利尿作用があります。
ただし最新の研究では、日常的にコーヒーを飲む人の場合、この利尿作用は非常に弱く、コーヒーは水分補給として普通に機能することが示されています。
しかし、この記事は 生産性を最優先にしたコーヒー習慣にフォーカスしてますので、『非常に弱い』の一言では片付けられません。
利尿作用が「弱い」とはいえ、
・コーヒーだけで作業時間を過ごす
・水を意識的に飲まない
・午前に2杯飲む
こういった状況では、“気づかないレベルの軽度脱水” が起こり得ます。
そして軽度脱水は、科学的に
・集中力の低下
・認知機能の低下(特に注意力)
・思考速度の鈍化
・軽い頭痛や倦怠感
など“生産性の明確な低下”につながることが分かっていますので、コーヒーは水分補給として機能するが、 生産性の観点では“同量の水をセットで飲む”方が安定する、と私は解釈しています。
眠気の“反動”が強くなる
カフェインはアデノシン(眠気物質)が脳に作用するのをブロックするだけで、アデノシン自体は体の中に溜まり続けています。
そのため、
効果が切れた瞬間にアデノシンが一気に流れ込み、せき止められていた眠気がドッと来る
という“リバウンド”が起こり得ます。
なお、これはあくまで反動としての眠気なだけであって、この反動を利用して睡眠を促すなんてことはできません。質の低い睡眠をとることになり、結果的にパフォーマンスが低下します。
甘いコーヒーは認めない
コーヒーはブラックコーヒー、または苦み軽減のミルクしか認めません。
※完全に個人の意見です。
砂糖や甘いミルクは、“パフォーマンス飲料としての価値が激減”させます。
・砂糖 → 血糖値の急上昇 → インスリン大量分泌
・その反動で血糖値が急低下 → 強烈な眠気&集中力低下
特に白砂糖は”白い麻薬”と呼ばれるほど依存性が高く、生産性を高める習慣としては非推奨と捉えています。
別記事で別途まとめる予定ですので、ぜひご覧ください。
カフェインの排出速度は個人差が極めて大きい
カフェインの半減期(カフェインが半分ほど抜ける期間)
・標準:5〜7時間
・遅い人:10時間以上
と、非常に個人差があります。
私のように「朝5時起床」方針を守ろうとすると、22時には寝ておきたいので、逆算すると15時くらいのカフェインでも、カフェインは半分身体に残っている状態と言えます。
よって、睡眠への影響を抑えるため”13時以降のカフェインはNG”習慣を設定しました。
しかしながら、カフェインの排出速度は個人差がありますから、
“自分に合うコーヒーの時間帯”は自分で確認する必要があります。
これは私のリズムに最適化しただけなので、あなたの最適時間を見出してコーヒーを楽しんでいただくことを切に望みます。
生産性を落とさずコーヒーを最大限楽しむ仕組み
メリット・デメリットを踏まえ、完全私見のコーヒースケジュールをまとめていきます。
私の最適コーヒースケジュール
● 起床:5:00
起床直後はコルチゾール(覚醒ホルモン)が自然に高まる時間帯なので、この時間帯にカフェインは摂取しない。
● 1杯目:6:30〜7:00
起床90分後。自然覚醒→カフェイン覚醒の二段ロケットのイメージ。
コルチゾールの覚醒作用が切れるころを見計らって摂取。
● 昼食:11:00〜11:30
最終摂取時間から逆算し、前倒し固定。食前は胃腸刺激を避けるため制限
● 2杯目:11:30〜12:00
昼食後すぐ。吸収安定・胃に優しい。午後の活動力をブースト。
● コーヒー最終締切:13:00
22時就寝 × 半減期5〜7時間を考えて”この時間以降はカフェイン断ち”
コーヒーは1日2杯までが私の最適解
13時以降のカフェインは睡眠に悪影響を及ぼす可能性があるため、NGとルール付けしました。
午前中にもう一杯といきたかったですが、カフェインの効能曲線を考えると、昼の一杯と午前中間の一杯が、実質2杯一気に摂取したような状態となってしまうようです。
よって、私はコーヒーを楽しめるのは1日2杯までとなります。残念。
おまけ:カフェインとるならエナジードリンクは?
完全主観ですが、理由はシンプルに却下です。
エナドリは“砂糖の急上昇→急降下”で集中力を壊します。
・1本に40〜60gの砂糖
→ 血糖値が急上昇
→ 反動で強烈な眠気・だるさ
を呼び起こし、著しくパフォーマンスを低下させます。
私は生産性を気にする立場としては、この“血糖ジェットコースター”は無視できない要素です。
私は 「エナドリではなくコーヒー一択」 という結論に至りました。
砂糖全般を否定することになりますが、これは致し方ありません。
完全嗜好品と割り切り、“身体に悪くてもおいしいものを食べたいときだけ”砂糖入り食品を許可する方針としています。
まとめ
・6:30と11:30の2杯
・13時以降は飲まない
・1杯180ml(カフェイン100mg)
※我が家のコーヒーメーカーが一杯180mlだったため
という習慣は、私の生活リズムに完全に最適化した結論です。
ただし、
「朝イチに飲まない」
「最終摂取時間を決める」
「量を固定する」
この3つは、誰にでも応用できる普遍的ルールです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
完全に趣味100%の記事でしたが、すべてのコーヒー愛好家の皆様が生産性を落とすことなくコーヒーを楽しめるよう、参考になれば幸いです。