クレジットカードは何枚所有するのが最適か?

今回はクレジットカードの枚数を最適化する仕組みの話をまとめてみました。

お金の貯まる仕組みを作るにあたって、クレジットカードは絶対に外せない要素です。
一方で、枚数が増えるほど管理が煩雑になり、不正利用リスクも高まります。

「何枚持つのが正解なのか分からない」
「気づいたらカードが増えている」

そんな状態を避けるために、
本記事では クレジットカードの“必要十分数 にだけ焦点を当てて整理します。

クレジットカードの保有率は約86%。枚数は平均3.0枚だそうです。
※株式会社ジェイシービー2022年度調査より引用
https://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/230315_01.pdf

私の出した結論は

”クレジットカードは2枚だけ持つ”

が最適です。その理由を解説していきます。


クレジットカードを必要以上に持つデメリット

こひつじ

割引とかあるので、5枚持ってますよ!

ひつじ

それ全部使いこなしてる?持ってるだけでリスクがあるよ!

まずは、クレジットカードが少ない方がよい理由について前提知識を整理しておきます。

持っているだけで不正使用リスクがある

  1. 番号総当たり(ブルートフォースアタック)
  2. フィッシング詐欺
  3. 情報漏洩後の二次被害 など

カード番号が存在する以上、持っているだけで「使っていないカード」は不正使用の可能性のあるリスク資産なのです。
特に①の番号総当たりはカードを持っているだけでターゲットになり得ますので、家に置きっぱなしだからなどは関係ありません。
確実に防ぐことは不可能なので、不正使用があったときにユーザーがSTOPをかける以外対処方法は残念ながらありません。


明細を見なくなり、不正に気づきにくい

  • カードが多いほど明細チェックが疎かになる
  • 使っていないカードほど確認しなくなる
  • 少額の不正利用ほど見逃しやすい

不正利用は、早期に気づけないこと自体がリスクです。

前述の通り、持っているだけでターゲットになる不正使用にもし当たった場合は、普段使っていないカードの明細を、こまめにチェックするのは現実的ではないでしょう。

日本クレジット協会の統計では、不正利用被害額が2024年に約555億円に達し、
その大半(92.5%超)が番号盗用によるものです。
https://www.j-credit.or.jp/information/download/consumer_investigation_r05.pdf


支出が分散し、家計が見えなくなる

  • 支払いがカードごとに分散する
  • 何にいくら使っているか把握しづらくなる
  • 家計全体の状況が見えにくくなる

把握できない支出は、コントロールできません。
使い過ぎに気付かず、身の丈以上の支出を行ってしまうかもしれません。


基本は”メインカード”1枚があれば十分

「どのカードを使うか」は肝ではありません。
”メインカード”1枚の状態を作ること自体が、重要です。

クレジットカードは普通に使っているだけでポイントがたまり、いちいち支払いの手続きをしなくていい便利な、いわば”自動的にお金を貯めてくれる仕組み”です。

食費・日用品・光熱費・通信費など、日常の支払いの大半は1枚のカードで十分完結できますし、現金でなくてカード払いできるものはカード払いにしてしまいましょう。

クレジットカードの魅力のひとつに、”ポイント還元”がありますが複数のカードを使うと貯まるポイントが分散してしまいます。

カード1枚でシンプルに支払いしつつ、自動的によく使うポイントがたまっていく。
簡単に導入できる”お金が貯まる仕組み”として、非常にシンプルな構造です。

メインカードは、世界200以上の国・地域で使える加盟店数の多い、VISA または Mastercardがおすすめです。
このどちらかであれば、まず困ることはありません。


メインカードをカバーする”サブカード”

2枚目のカードは、
1枚目でカバーできない例外を処理するためだけに持ちます。

  • メインカードが使えないお店があった場合の補助
  • 万一の利用停止や紛失時の保険
  • 事業用や家族カードなど家計を切り分けたい時

私はコストコによく行くのですが、コストコはマスターカードでないとカード決済ができません。
VISAカードをメインに使っているので、サブカードはマスターカードを所有しています。

普段は使いませんが、メインカードで困る場合をカバーとして持っておくイメージです。


国際ブランドの考え方

前述しましたが、VISA か Mastercard のどちらかを選びましょう。

この二つが使えるお店が圧倒的に多いので、メインカードはこの二つでほぼ決まりです。
他、JCB・アメックス・ダイナーズなどがありますが、これらは使えない場所がちょくちょくあるイメージです。

好みの問題になりますが、おすすめを聞かれれば私なら勧めません。
メインカード以外の、2枚目以降のカードとして趣味で持つならセーフでしょう。
アメックスカードとかカッコよくていいんすけどね・・・。利便性を重視して、私はアメックスカードは所有しておりません。



枚数を減らすこと自体が「お金の貯まる仕組み」

クレジットカードを増やすほど、

  • 不正利用リスクが上がる
  • カードや明細の管理の手間が生じる
  • 引っ越しのたびに住所変更等が必要になる

思考の邪魔をする”判断”が多くなり、結果的に「浪費しやすい仕組み」が出来上がってしまいます。

これは私の主観ですが、クレジットカード業はどうやら儲かるようなので、多くの会社が特典を付けて頑張ってPRしているように思います。
リスクを理解しない状態であれば、クレジットカードを何枚も持ってしまうのはある意味自然な状態に、今の市場はなっているのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか?
あなたもクレジットカードの正しい知識を身に着けて、「浪費しやすく仕組み」を「お金が貯まりやすい仕組み」に変えてみませんか?

気になった方は、

  1. メインカードに据えるカードを選定する
  2. 使っていないクレジットカードを解約する

このアクションを始めてみましょう。

メインに据えるべきカードは、お金を貯める本筋としては正直なんでもいいです。
が、どうせなら利便性の高いポイント還元率が高いカードが”お金の貯まる仕組み”として望ましいので、別記事にておすすめを紹介させて頂きます。