「持ち物のルール」を“仕組み”として働かせる

こひつじ

片付けのルール、忘れそうだけど頑張って覚えます!

ひつじ

いやいや、覚えなくていいよ!
忘れてもいい仕組み作りをすることが大切なんだ。

片付けは、一度整えたら終わりではありません。
前回の記事で紹介した「持ち物のルール」を
毎日ムリなく守れる形にしておくことが大切です。

ただ、人は覚えることが苦手です。
覚えるではなく、ルールを”忘れてもいい仕組み化”に変えることがポイントです

散らからない生活や職場を作る最終ステップです。

ここでは、
ルールを環境に落とし込み、日常で自動的に回る仕組みの作り方を
具体例つきでまとめました。


H2:散らからないのは、性格ではなく“仕組み”の違い

片付けが続かないのは、
あなたの性格や意志が弱いからではありません。

「どこに戻す?」「どう置く?」という
小さな判断が毎日必要だからです。

仕組み化は、それを全部なくす方法です。

たとえば:

  • リモコンは“リビングのテーブル右上隅”と決めておけば行方不明にならない
  • 職場のペンは“引き出しのトレーの一番手前”と決まっていれば迷わない
  • 子どものおもちゃは“ざっくり箱”と“細かい箱”で分ければ散らかりにくい

このように、散らからない環境は
小さな設計の積み重ねで作られていきます。


H2:仕組み化の三本柱

こひつじ

具体的にはどうすれば…?

ひつじ

一気には難しいから、一つずつ仕組み化を取り入れてみて


H3:① 定位置は「ルールを目に見える形にしたもの」

“使用頻度のルール”をそのまま配置に落とし込みます。
使用頻度が高いものは、取り出しやすい自分に近い位置、を定位置とします。
使用頻度が低いものは、取り出しにくい自分に遠い位置、がいいでしょう。
置く順番も使用する順番などルールをもって並べるとなおよしです。

● 具体例(家)

  • 毎日使うスキンケア→洗面台の手前に“1軍ボックス”を設置
  • 日常の書類→未完了の“仮置き場”を設置し、とりあえずそこに置く
  • 季節家電→押入れの奥の棚

● 具体例(職場)

  • 毎日使うペン・付箋→机上トレー
  • 週1で使う書類→引き出し中段
  • 月1で使う備品→棚の上段・最下段

● 具体例(バッグの中)

  • “1軍ポーチ”で鍵・イヤホン・モバイルバッテリーを一箇所に
  • 書類は“1つのファイル”に集約

定位置があるだけで、
探し物がどれだけ減るか驚くはずです。


H3:② 出し入れの手間を1アクションにする

人は「戻すのが面倒」だと
どれだけルールを決めても守れません。

だから収納は“ラクな順”で設計します。
逆に、自分にとって有益でないものは”戻すのが面倒”な設計にするといいでしょう

● 具体例(家)

  • 靴下は“投げ入れるだけ”の浅いカゴ
  • 子どものおもちゃは“ざっくり大箱”と“細かい箱”で2段階
  • 郵便物は玄関に“とりあえずトレー”を置く

● 具体例(職場)

  • 書類はクリアファイルではなく“立てるボックス”でワンアクション
  • 書き途中の案件は“作業中トレー”に積むだけ
  • 使用頻度の高い文房具は“机の左上にまとめるだけ”

● 具体例(キッチン)

  • 調味料は“1軍トレー”ごと出し入れ
  • ふりかけ・乾物は“引き出しの浅い仕切りケース”へ

●有益でないものを遠ざける具体例

  • スマホは寝室と別の部屋に充電ケーブルを置く
  • マンガ本は目に付く棚ではなく収納ボックスにしまう
  • 業務効率の低いアイテムをロッカーなどにしまってしまう

“ワンアクション”は、仕組み化における最強のルールです。
無駄な時間を過ごすことに悩んでいる場合は、無意識にこの最強ルールを”自分に有益ではないもの”で仕組み化がされている可能性があります。


H3:③ ラベルと可視化で、脳を使わなくていい状態にする

ラベルは思っている以上に強力です。
似た見た目のものなどは「なんだっけこれ?」となりやすいので、視覚化された目印があると、モノを選択する判断をしなくてよくなります。

● 具体例(家)

  • 洗剤・スポンジ→「補充ボックス」「予備」
  • 子どもの服→「トップス」「ボトムス」「靴下」
  • 収納ケース→「夏物」「2軍」「思い出」

透明収納はさらに効果的で、“覚える負担”がゼロになります。

逆に、隠す収納はおすすめしません。
なにを持っているか可視化しにくくなり、気付いたらその収納の中はぐちゃぐちゃになってしまうことでしょう。

● 具体例(職場)

  • 共有棚 → 「筆記具」「コピー用紙」「予備インク」
  • ケーブル類 → 「HDMI」「USB-C」「電源ケーブル」
  • 会議室 → 「ホワイトボード用品」「リモコン」

誰が使っても迷わない環境は、
ヒューマンエラーを大幅に減らします。


H2:仕組み化に役立つアイテム

片付けを続けるには、
環境を整えるための“道具”も必要です。

以下は“持ち物のルール”との相性が抜群。
取り入れやすいモノから、設置してみてはいかがでしょうか。


H3:① ラベルライター

by カエレバ

家族や職場向けであれば、ひとつあるとラベリングの効率が格段に上がります

by カエレバ

簡単に使いたいだけならスマホ対応モデルもあります

  • 収納の定位置化
  • 子どもの持ち物管理
  • 職場備品の共有管理

H3:② 浅いトレー・仕切りケース

  • 文具・仕事道具の1軍ボックス
  • 洗面台の“毎日セット”
  • 引き出しの“予備コーナー”

化粧品は携帯型のポーチをひとつ決めて、それを定位置においてみましょう。
旅行など出かけるときは、このポーチの一つ持ち出せばOKです。

by カエレバ

H3:③ ガジェット関連

  • ガジェット保管用ボックスをひとつ設け、すべてそこに集約
  • ケーブル類はジップロックでひとまとめにすれば散らからない

今どきの主流はUSB-Cケーブルを使用するものがほとんどです。
USB-C以外のケーブルを使用するものは性能も古い可能性がありますから買い替えを検討してもいいでしょう。
近年は電池を使用するものは少ないですが、充電電池であれば買い置きも必要ありません。
※充電電池NGの機器がありますので、使用前にご確認ください。

by カエレバ

H3:④ ワゴン収納(移動式)

  • リビングの仮置きステーション
  • 子どもの学習セット
  • 職場の“案件ごとに仕分けるワゴン”
by カエレバ

H3:⑤ 透明収納ケース

  • 衣類の季節分け
  • おもちゃの中身可視化
  • 職場のラベル管理に最適

折り畳み透明コンテナであれば、中身がデザインも統一されれば見栄えもいいですし余ったら折り畳んでしまっておくこともできます。
キャスター付きコンテナは重ねることが出来ないので私は非推奨です。
移動用の台車を別途用意してあげれば、コンテナは同一デザインで統合できて便利ですよ。

by カエレバ
by カエレバ

H2:デジタルも仕組み化できる

「覚えないで済む状態」を作る

物理的な片付けと同じで、デジタルも“仕組み”がなければ散らかります。


H3:① カレンダーで“自動メンテナンス日”を決める

例:

  • 季節の変わり目に「持ち物の見直し」
  • 月初に「書類の棚卸し」
  • 年末に「思い出BOXの整理」

私はGoogleカレンダーを使用していますが、なんでも構いません。

繰り返しスケジュールでメンテナンス日を登録しておき、期日が来たら「そうだやらなきゃ」と思い出せます。


H3:② メモ・タスクは“1軍アプリ”に集約する

例:

  • アイデア → スマホのメモへ一本化
  • 買い物 → 1つのリストアプリに統一
  • ToDo → 1つのアプリだけ使う

Googleの場合はGooglekeepというアプリを使用していますが、これもなんでもOKです。
一軍アプリに集約するのがポイントです。


H3:③ PCフォルダに“収納ルール”を作る

例:

  • 画像フォルダ → 年/月で自動仕分け
  • 仕事用 → 案件ごとにフォルダを作って、
  • デスクトップ → 「一時保管フォルダ」をつくる

デジタルも、家や職場と本質は変わりません。
定位置・ワンアクション・可視化がすべて効きます。


H2:家と職場での仕組みの違い(具体例つき)

H3:家の仕組み化

  • ゴミ箱は“動線の途中”に置いて自然と捨てる流れに
  • 子どもも戻せる高さに収納
  • 朝の支度セットを“1トレー”にまとめる
  • 料理道具は“コンロ半径1m”に集める

棚の上部は身長180センチの私のゾーン、低い位置は身長145センチの妻のゾーンと置き場所を決めています。

我が家のゴミ箱は、キッチンの裏にしかありません。
各部屋にゴミ箱を置くとそれを回収する仕組みが出来てしますので、ゴミ箱をキッチンだけにすることでゴミ回収のタスクを生み出さない仕組みにしています。

少し値は張りますが、センサー開閉機能のゴミ箱で家に唯一のゴミ捨て作業の快適化も図っています。

by カエレバ

H3:職場の仕組み化

  • ペン・付箋・ハサミ → “机の左上ボックス”
  • 共有棚 → 「予備スペース」を作り、予備スペースから取り出したら追加発注
  • 書類 → “案件ごとに立てる収納”
  • 会議セット → “ワゴン1台丸ごと”にまとめる

定位置の明確化は、
あなた個人だけでなく、チームの生産性にも直結し、相乗で高い威力を発揮します。
逆に、効率を下げる仕組みは”負の相乗効果”を無意識に生み出していますので、そういった仕組みは優先して改善していった方がいいですね。


H2:今日からできるミニ仕組みチェックリスト

  • よく使う物を「1軍ボックス」に入れる
  • 定位置を1つだけ決める
  • ラベルを1つ貼る
  • とりあえずBOXを作る
  • 使用頻度の低い物を遠くへ移す

大きく変える必要はありません。
“仕組みのタネ”を一つ置くところから始めれば十分です。


H2:まとめ

仕組み化の実例、いかがだったでしょうか?
持ち物のルールを環境に落とし込み、あなたを楽にすることが仕組み化です。

書き出してみたら、正直あまりにも長文かつ細かすぎて、読み疲れてしまうと思いかなり抜粋してご紹介させて頂きました。
別途、場所を絞って記事化しようと思ってます。

あなたの身の回りが片付いていないのは、あなたの気合も根性も足りていないわけではありません。

仕組みが整えば、生活も仕事も軽くして、本当にあなたの望むことに没頭しましょう!

ひつじ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの役に立ったらいいな。